ANEX 電気工事用トルクアダプター M4 (ATA-M4) の紹介です。
電気工事ではビスもボルトも最後は規定トルクで締めてトルクレンチ、トルクドライバーなどで増締め確認するのが基本です。
職人が締めたあと監理者が増締め確認するのですが、この時締めが弱いかどうかは確認できますが、締めすぎているかどうかはなかなか確認ができません。
職人がトルク管理してしっかり締めていれば良いですが、最近はペンドラやインパクトで強く締めすぎて緩めようとしてもビスが外れずなめてしまったり、ビスが空回ったりしてしまう事例がそこそこあります。電動工具を持つことが当たり前になってきた近年だからこそ起こっている現象ですね。そこでおすすめなのが、簡単にトルク管理ができて締め付け過ぎ防止をできるこのトルクアダプターです。
ビスのサイズM3~M6まで対応ラインナップがあり、それぞれ規定トルク以上で締めると空転してそれ以上は締まらなくなります。自分で使うのはもちろん、必要な人に貸与や支給して作業に当たってもらえば安心できますね。
このようにドリルドライバーにプラスビットとの間にかましてあげれば簡単に規定トルクで締めることができます。ただしインパクトの場合は打撃がかかって締めてしまうこともあるので、メーカーもインパクト使用不可にしているので注意してください。
電工ではブレーカや端子台などM4ビスが多いので、M4用のものを一本持っているととても活躍してくれます。
上のようなトルクドライバーを持っているとベストですが、安いものではなく手締めなため連続作業に向いていないので、どちらかというと監理側のアイテムですね。
それに対しこのトルクアダプターは安価なので比較的気軽に持つことができ、ビットホルダーなどで携行しやすいのも非常に良い点です。電動ドライバーを使う電工の方にはぜひおすすめしたい商品です。
以上
ご購入検討の参考になれば幸いです。